原鉄道模型博物館(はらてつどうもけいはくぶつかん)は、神奈川県横浜市にある、日本国内外の鉄道模型を展示する博物館です。
鉄道模型のコレクションと制作で世界的に有名な原信太郎(はら しんたろう)氏の膨大なコレクションを中心に、鉄道ファンや一般の来館者に向けた展示や体験型の展示が楽しめる施設です。
*博物館窓口で入館券は販売しておりませんので、来館前に、日時指定の入館券をご購入ください!
所在地:神奈川県横浜市西区高島一丁目1番2号 横浜三井ビルディング2階
アクセス:JR・各線 「横浜駅」東口より徒歩約5分、みなとみらい線「新高島駅」2番出口より徒歩約3分
横浜三井ビルディング地下1階に有料時間貸し駐車場「三井のリパーク」がございます
*開館時間・閉館日は事前に公式Websiteにてご確認下さい
■入館料
【平日料金】大人:1,200円 /中高生:900円 /小人(4歳以上):600 円
【土日祝日・ハイシーズン料金】大人:1,300円/中高生 :1,000円/小人(4歳以上):700 円
*チケットは、イープラス、もしくはファミリーマートのマルチコピー機で購入いただけます
*障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名は上記料金より300円割引有
■その他
車椅子貸出、だれでもトイレ、授乳スペース、コインロッカー(返却式:100円)、博物館専用FreeWiFi
お子様向けの館内ガイド「いちばんテツモパークみどころガイド」
館内展示物の8ヶ国語解説サービス「モバイルガイドサービス」
*掲載されている情報は最新のものではない場合があります。ご利用の際は、必ず事前にご確認下さい
~ 原信太郎氏の歴史的遺産 ~
▼第一展示室「原模型の真髄」
代表作の展示、模型製作にまつわる逸話や、部品の細部に至るまで丁寧に解説が施されています
▼第二展示室 「語る模型」「模型作りライブラリー」
語る模型では、原信太郎氏が所蔵する膨大な模型コレクションを通して、各時代の文化や歴史に触れられるよう、テーマごとに展示を行っており、模型を通して、過去の時代の息吹が感じられます
模型作りライブラリーでは、原信太郎氏が小学校高学年から10代にかけて描いた鉄道車両の図面や模型制作の参考にしていた海外の書籍の展示がされています
▼展示プロムナード「原信太郎と鉄道史」
原信太郎氏の年表と鉄道の歴史を重ね合わせた解説がされています
▼第三展示室「ヴィンテージ・コレクション」
原信太郎氏が巡った鉄道の旅の一部が、模型などを通して紹介されています
また彼が収集した貴重な「一番切符」やアンティークの鉄道玩具も展示されておりロマンを感じます
▼パサージュ「HOゲージ模型」
原信太郎氏所蔵のHOゲージの模型の展示がされています
▼実物の鉄道プレートやコントローラー
原信太郎氏の幅広いコレクションの一部が展示されています
▼原模型の秘密、模型工房
原模型の技術が分かりやすく紹介されています
オリエント急行の車両をイメージした壁面の窓越しに、解説がご覧いただけます
また、自宅にあった模型工房も再現され、当時の製作の様子を感じられる展示となっています
▼「いちばんテツモパーク」
原鉄道模型博物館の象徴とも言える室内ジオラマとして世界最大級の規模を誇る「いちばんテツモパークジオラマ」です
約310㎡の広さを持ち、一周約70mに6本の線路が配置され、総延長はおよそ450mに達します
原氏の作品らしく、世界中の車両が走行する風景に合わせ、ヨーロッパをイメージした情景が広がっています
機能や構造に至るまで忠実に再現された精巧な大型鉄道模型が、美しい街並みを駆け抜ける様子は圧巻です
▼「横浜ジオラマ」
HOゲージで再現された「横浜の今昔」のレイアウトでは、昔の横浜駅(現在の桜木町駅)周辺をはじめ、馬車道や中華街エリアなど、横浜の街並みが忠実に描かれています
原鉄道模型博物館は、駅からすぐの便利な立地で、天候に左右されることなく楽しめる美しい空間です。
一歩足を踏み入れれば、静かな館内で、丁寧に展示された鉄道模型の魅力に引き込まれることでしょう。
世界中の鉄道ファンにとっては夢のような場所であり、体験型の模擬運転(羽後鉄実習)では、リアルな操作感を味わうことができます。
さらに、世界最大級のゲージの迫力と精巧さには、思わず心が震える感動が広がります。
この博物館は、鉄道ファンはもちろん、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる体験型の場です。
日本の技術力と歴史を象徴するこの場所で、原信太郎氏の情熱が込められた美しい模型の素晴らしさと鉄道の魅力に触れてみてください!